食物アレルギーの治療法

 

食物アレルギーは大変怖いです。

 

重症の場合は、アナフィラキシーショックを引き起こして、死にいたるケースもあります。

 

早めに発見して治療、対策をしてください。

 

我が家は三男が食物アレルギーですが、これは海老にアレルギー反応が出た時の写真です。

 

これも実体験を元に、これまでの食物アレルギーの治療、対処法を紹介しておきます。

 

是非、参考にしてください。

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なぜ食物アレルギーを起こすのか。

食物は私たちが生きていくのに必要な物です。


しかし、個人の体質、食物の種類によって不利益な症状が起きることもあります。


その原因となる物!! それは、アレルゲンの大部分が食物に含まれているタンパク質です。


そのタンパク質に反応する免疫グロブリン(IGE抗体)をつくりやすい体質の人に食物アレルギーが起こりやすいようです。


食物」アレルギーが1才未満の乳児に多く発症するのは、はっきりとはわかってませんが、消化吸収能力が未熟な事、アトピー性皮膚炎との合併などが推測されています。


0~6才位までは多くの子供たちが治る。

食物アレルギー患者の大部分は、乳児期に発症して年齢とともに症状が落ち着いていくケースがほとんどです。


乳児期が10人に1人、3才児が20人に1人、学童が50人に1人と大幅に減少していきます。


これは体の成長とともに、消化吸収能力や腸の免疫機能が発達し、食物アレルゲンに対して過敏に反応しなくなる耐性ができるためです。


早期の適切な治療で6才くらいまでに、約8~9割が自然に治ります。


6才以上、大人になってから発症するとなかなか治りにくく、生涯続くこともあります。


原因食物は年齢とともに変化していく

日本で最も多い食物アレルギーのアレルゲンは、卵、乳製品、小麦です。


0才の場合はほとんどがこの3つに集約され、1才になると魚卵(イクラ)や魚類が加わり、その後、年齢が上がるにつれて、卵、乳製品の割合が減り、甲殻類(エビ、カニ)やピーナッツなどの大人のアレルゲンが加わってきます。


原因食物は年齢とともに変化し、多様化していきます。


起こりやすい症状

摂取アレルゲンの量や年齢によっても現れる症状が違います。


授乳期は赤い発疹、湿疹


離乳期~幼児期はじんましん、湿疹、おなかが痛くなる消化器症状。せきやゼイゼイするなどの呼吸器系症状です。


もっとも重症なのが、アナフィラキシーと呼ばれる全身性のショック症状です。


自己診断はしない!

食物アレルギーは日々の食生活に直結した身近な問題です。


実際の食生活で、経験的に(ある食物に対してアレルギーがある)と自己診断しがちですが、何か食べた後に湿疹が出たからといって、すぐに食物アレルギーだと決め付けて、食事制限を行なうのは大変危険です。


食事制限が続くと、発育にも影響します。


まずは、病院に行き血液検査をし、診断に基づき専門医を紹介していただき、医師の指示のもと、必要最小限の除去を行なってください。


また、授乳期には母乳経由で母親が摂取した、微量のアレルゲンで湿疹が現れたりします。


この場合は、母親が除去食で生活することになるのですが、この時もきちんと医師の指示に従って行なってください。


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我が家の食物アレルギー治療

三男5ヶ月

授乳後に全身にブツブツ(湿疹)が出たので、すぐに病院へ。

 

病院では「小児湿疹かな」と言われましたが、念のため血液検査をお願いしました。(乳児の血液検査は嫌がる医師も多いようです)

 

1週間後、やはり食物アレルギーがあると診断。

 

あまりのアレルゲンの多さに専門医を紹介されました。

 

その時のアレルゲンは、鶏卵、乳製品、小麦、青魚、鶏肉、牛肉、甲殻類、ピーナッツです。

 

逆に食べれる物を聞いてみると、お米、根菜、豚肉、白身魚、大豆これだけでした。

 

お米が食べれたのがせめてもの救いです。

 

この日から母親が除去食生活に入り(授乳中なので)、約1年間授乳し続けました。


三男9ヶ月

授乳だけでは体重が減り始めたので、ここから離乳食開始(おかゆ、野菜の煮物、スープ、豆腐)これを交互に食べさせていました。


三男10ヶ月

血液検査で、大豆にもアレルギー反応が出た為、大豆も除去になりました。



この時、食事の前にお薬(インタール)を飲むよう処方され、食事の15分前にお薬を飲み、その後の食事になりました。


この日から完全除去食の始まりです。


完全除去食とは

お鍋、フライパン、お皿、コップ、スプーン、フォークなど、全て除去食用の食器を用意し、お料理を作ります。


食事の前に飲むインタールは内臓の表面に膜をはり、微量のアレルゲンも取り入れないようにします。


三男1歳

1歳になると大豆の数値が下がってきたので、大豆が解除されました。


もともと食べれていたと言うのと、数値が低かったことから、負荷試験なしで解除できました。


1歳の誕生日はケーキが食べれないので、ゼリーでお誕生日のお祝いです。


三男1歳6ヶ月 負荷試験

完全除去食のおかげで、卵の数値が下がり始めました。

 

卵はもともと数値が高かったので、負荷試験をしてもらってからじゃないと食べさせられません。

 

負荷試験とは半日入院の手続きをして、病院の支持のもとで食べさせます。

 

最初はモリナガのマリー3枚で卵の負荷試験です。


  1. 1枚のクッキーを16等分にして16分の1を食べます。
  2. 15分経過後、全身を観察
  3. 異常がなかったら、8分の1を食べます。
  4. また15分経過後、全身観察
  5. 異常なしで、4分の1を食べます。
  6. また15分経過後、全身観察
  7. 異常なしで、2分の1を食べます。
  8. 15分経過後、異常が出なかったら、残りの2枚と16分の1を食べます。
  9. これで異常が出なかったら、負荷試験終了です。

途中で異常が見られたら、即、中止になります。

 

負荷試験で食べれるようになったものは、なるべく毎日3ヶ月位は食べさせて、体を慣らしていきましょう。

 

3ヵ月後に何もなければ、ステップアップして次の食材で、負荷試験を行ないます。

 

次は、固ゆでの卵でした。

 

負荷試験は本当に大変ですが、専門の病院(福岡ですと南区の福岡病院がお勧めです)で行なうことをお勧めします。

 

途中で、異常が出てそのまま入院となる場合もあります。


アトピーでも使えるシャンプー
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DIVAティートリコ
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三男6歳

6歳になり牛乳が解除されました。(生乳が飲めます)


この頃、もともと数値が低かったピーナッツの数値が下がり、家でピーナッツの負荷試験をすることになりました。


16分の1のピーナッツを食べさせてみましたが、唇が腫れてしまったので即、中止して薬を飲ませました。


次の定期健診で先生に結果を報告して、「パッチテスト」をすることになりました。


※パッチテストとは、皮膚に数箇所針を刺し、アレルゲン液を1滴づつ落とし、15分放置後アレルギー反応を見るテストです。


この時のテストは、ピーナッツ、アーモンド、エビ、キウイ、アサリ、ゴマ


結果は、ピーナッツが6cmくらい腫れて中央が4cmくらいの赤み、エビが2cmくらい腫れて中央が8mmくらいの赤み、他は異常なしでした。


先生の診断結果

「血液検査で数値が出ないのに、パッチテストで6cmの腫れ(異常)!!これは隠れアレルギーですね。今日見つけられて良かったです。異常な腫れ方からしてアナフィラキシーが予想されます。この子に関わる全ての人達に隠れアレルギーである事を話しておいてください。薬は常に持ち歩いて、ピーナッツが原因のアレルギー反応の時は、すぐに救急車を呼んで福岡病院に搬送してください。

他の病院に搬送しても、ピーナッツのアレルギー反応とはわからないから、手遅れになるよ。」

と、言われました。


現在三男9歳

もうすぐ9歳の誕生日を迎える1ヶ月前に、いとこの女の子が食べるアイスクリーム(ブラックモンブラン)のピーナッツによるアレルギー反応が出ました。


軽い呼吸困難でしたが、病院に連れてくとエピペンを持ち歩くことに。


※エピペンとは

アナフィラキシーがあらわれた時に使用し、医師の治療を受けるまでの間、症状の進行を一時的(約15分)に緩和し、ショックを防ぐ為の補助治療剤(アドレナリン自己注射薬)です。

あくまでも補助治療剤なので、アナフィラキシーを根本的に治療する物ではありません。

エピペン注射後は直ちに救急車で、病院に搬送して医師の治療が必要です。


現在エピペンを持ち歩くようになって1ヵ月。


三男はエピペンを使用することなく、彼に関わる大勢の方々に見守られて元気に成長しております。



エピペン練習用と本番用


太ももに針を刺します。


普段はランドセルの中へ

進展がありましたらまた、ご報告いたします。

 

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